自律神経とヨガ
こんにちは☺️
松山市のヨガスタジオ ルクルク
分子栄養学カウンセラーの続木彩瀬です。
今日は曇り空で少し寒いですね!
寒いと交感神経優位になるのでお気をつけて☺️
さて今日のタイトルは
「自律神経とヨガ」
目次
・自律神経ってなに?
・交感神経刺激
・ヨガと自律神経~呼吸と思考
・ヨガと自律神経~アーサナ
1.自律神経ってなに?
さて皆さん、自律神経ってご存知ですか?
自律神経とは?
心臓を動かしたり汗をかいたり、自分の意志とは関係なく、無意識のうちに働く神経です。 自律神経には、活動する神経『交感神経』と、休息する神経『副交感神経』とがあります。
自律神経はなぜ乱れるの?
昼は交感神経が、夜は副交感神経が「リズム」をもって交互に働きますが、不規則な生活やストレス等で 交感神経の興奮状態が続くと、副交感神経がうまく働くことが出来ず、自律神経のバランスが乱れます。
自律神経の乱れによる主な症状とは?
自律神経は全身に影響しているので、いろんな症状が出てきます。 だるい、眠れない、頭痛、便秘、下痢、冷え、疲れやすい、動悸、肩こり等
公益財団法人 中国労働衛生協会
2.交感神経刺激
私は先日the交感神経!な1日でした。
初めてのヨガ哲学のクラスを、私にとっても初めて開催し、
(いい意味での)緊張感とスーパーフル回転な脳みそで交感神経優位な状態に。
ではそれで何が体に起こるかっていうと
お腹が空かない
少しハイな状態
寝付きが悪い
私にはそんな症状が出ていました。
そんな日がたまにあるのは
悪いことではないです😊
刺激も必要ですよね。
しかも、「初めてのクラスを開催した」という理由が分かってるから
「そりゃ今日は交感神経優位になるわ~」
って自覚してて、冷静に対処できます。
しかし
毎日が交感神経優位だと身体は疲れます。
しかもそれが当たり前になって疲れていることも自覚できません。
この、自覚症状がないことが厄介で危険です。
まず交感神経優位って、
ずっと目の前に敵がいる状態です。
(現代風に言うと目の前にずっと苦手な上司がいる状態?笑)
敵の前でリラックス出来ないですよね。
安易に眠れないですよね。
緊張感がありお腹も空かないですよね。
疲れてることも自覚できません。
だって、目の前の敵と戦ってる状態だから。
その他イライラしたり、うっかりミスが多くなったり、色々な症状につながります。
そして、
交感神経優位だと胃腸の働きが悪くなります。
そんな状態で良質なご飯を摂っても
吸収されにくいのです。
悪いものが入れば腸を傷つけダメージ喰らいます。
消化不良を起こし下痢や便秘の原因に。
自分の疲れも自覚できていないので
休もうとかリラックスもできません。
じっとしてられない!って感じ。
皆さんいかがですか?
そんな時ってありませんか?
そんな人周りにいませんか?
もし、あるある!と自覚できてる方は素晴らしいです👏
もしかすると何か不調を抱えているかもしれないけど、
まだ健康な方かと思います。
交感神経優位な人は自覚症状がないので、
上記のようなお話をしても
「???」
「私には当てはまらない」
という方が多いです。
私も昔アドレナリンバリバリで仕事ガンガンしていたときは
「私は健康!」と思っていました。笑
3.ヨガと自律神経~呼吸と思考
ヨガは忙しい日常的から離れ、自分を取り戻す時間でもありますよね。
ヨガの最後のアーサナ「シャバーサナ」が終わった後の
リラックス感はなんとも気持ちのいい時間です。
ヨガには副交感神経を働かせる効果があります。
そう、あのリラックス感は副交感神経によるものなのです。
ヨガでは身体を動かしながら一定のリズムで呼吸を行いますね。
その呼吸も副交感神経を刺激してくれます。
そして意識は外部ではなく、内側。
・ここが硬いな~
・伸びて気持ちいいな~
・呼吸の音を聞く
・余裕がなくて精一杯(頭真っ白)
ヨガ中はこんな状態がすごく良いです。
反対に、
・隣の人体柔らかいな~良いな~
・この後どこ行こうかな~
・家の冷蔵庫何があったかなぁ
・雨降ってきた、傘持ってないからどうしよう
こんなことを考えていると意識は外側にあります。
アルアル?笑
私もよくあるからご安心を。
しかし意識を内側に向けることで、
脳はスッキリしリラックス状態に持っていくことができます。
人間の脳は一日に6万回の思考が働いていると言われます。
そしてその80%がネガティブなことです。
意識を内側に向けることは
その働きまくっている脳を静かにさせる効果があります。
瞑想が体や脳に良いって言われてるのを
聞いたことがあるのではないでしょうか。
瞑想=無になること ではありません。
思考を1つのこと(呼吸や体)に集中させることが大事なのです。
4.ヨガと自律神経~アーサナ(ポーズ)
ヨガのアーサナ(ポーズ)の形によって
呼吸の入り方は変わってきます。
前屈の動きでは背中を丸め、吐く息が優位に=副交感神経刺激
後屈の動きでは胸が開き、吸う息が優位に=交感神経刺激
私のクラスでは、その前後の動き+ツイストなどそれ以外の動きの
配列を考えてシークエンス(プログラム)を組んでいます。
両方の自律神経をほどよく刺激し、
全体のバランスを意識したクラス内容になっているので
最後には副交感神経が優位になり極上のリラックスを得られます。
実は、計算された内容となっていたんです・・・笑
皆さんの自律神経を操っていたのは私なのです・・・(大袈裟)笑
難しいことを考える必要はないですし、
ヨガ中は体や呼吸に集中するのが一番です。
でも、余裕があれば
前屈の時に「吐く!」
後屈の時に「吸う!」
この二つを意識して行えると呼吸の深まり方が変わりますので
やってみてくださいね^^
まとめると。
とにかく、ヨガは自律神経の乱れを整えるのに
スーパーGOOD ということです^^
「自律神経失調症」
そんなワードを耳にすることも多いです。
まだヨガをされていない方はヨガをして自律神経を整えましょう^^
もうヨガを実践されている方は上記の内容を、
そんな効果もあったんだ~と知った上でヨガ行うと
より一層効果が高まりますよ♪
そして、ヨガをしている時間も大切ですが、
そんなヨガモードな時間を日常の中にも作ってあげると
ON,OFFの切り替えができ、
体や脳を休ませることができますよ。
外国人みたいに休憩中にお酒飲んじゃう、みたいな。
そんな緩さを持って仕事したいものです☺️
インド人って仕事中も本当ゆるいですよ~
インドに行ってから緩さを取り入れれるようになりました。笑
本当は栄養のお話もしたかったのですが、
長くなりましたのでまた次回
「自律神経と栄養」についてブログを書きたいと思います。
お楽しみに!
それではまた👋
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